エイリアンズ(だいぶ前に書いた感想文)

キリンジの「エイリアンズ」が好きで寝るときによく聴くんだけど、最近気がついた。

この曲が寝るときに合ってるのって夜の曲だからじゃん!!!
深夜から夜更けにかけてを歌っているもの、暗闇との相性ばっちりだよね。
まどろんだ印象のイントロも夜の曲だからだよね。
どうして気づかなかったのか…
ものすごい発見をした気になってたんだけど、遅すぎる発見だった。
皆がとっくに気づいているであろう事にわたしはいつも気づかないよ!!!!!
歌詞、好きな人をエイリアンって喩えるのおしゃれすぎるよね。
謎がいっぱいな存在って魅力的!!!!!
それだけじゃなく「禁断の実 ほおばって」「月の裏を夢みて」るのよね。
見えないものを知りたくなる気持ちね。思いを馳せるよね。ここにいたら絶対に見られない景色。だけど絶対にある景色。
いつか誰かが見せてくれるかもしれないけど。
それで2番で「新世界」を見ようとするんだよね。
あーそうか、エイリアンってそういうことか。
何の変哲もないいつもの町も、自分たちがエイリアンだったら違う景色に見えるかもしれないってことか。
そもそも「エイリアンズ」だもんね。だから好きな人もエイリアンなのか。
二人で「新世界」を見つけようってことか。
書いてて思った。
魔法かけるんだもんね。
ラブソングとしてのエイリアンじゃないのか。
はー!
でも好きな人を愛を込めて「エイリアン」って喩えてる説も捨てたくない。
両方採用しよう。
個人の感想は自由です。
あとは最後のほう「暗いニュースが 日の出とともに町に降る前に」って歌詞がとても好き。
朝刊が配達されてニュースが町に広まる感じ。それとも朝のワイドショーかな。
バイクの音とか薄暗さとかちょっと湿ったにおいを思い出させる。
本当はワンフレーズごとに感想述べたいほどだけどやめておこう。
色んな世界があることを知ると、自分のいる場所が窮屈だったり退屈に思えることある。
それをどうやって受け入れたり、変えていくか。
みんながみんな自由じゃないから、生活をこうやってドラマチックに描いてくれる人がいてもいいよねー
音楽は自由に聴けるからいい。
メロディーについても書ければいいんだけど、メロディーに関しては好きか嫌いかしか言えない。
まとまった感想文だけにしようか悩んだけど、そのままにした。
そもそも弟本人が何かで「特に何もない普通の町をドラマチックにしたかった」みたいなこと言ってるからこれわたしが書かなくても完結してるんだけど、書きたかった。
書くために禁断の果実についても調べたよ。
これ書いてる間ずっと聴いてる。
いい声だー
「エイリアンズ」 うた:キリンジ
作詞:堀込泰行
作曲:堀込泰行